ファミコンウォーズ

ファミコンウォーズ

ファミコンウォーズとは1988年8月に任天堂から発売されたファミコン初期のシミュレーションゲームである。
当時放映されたCMの「母ちゃん達には内緒だぞ!」はレトロゲーマー達にとってはあまりにも有名!
このゲームとの出会いは中学生のときで、近所の子の家に攻略本と共に置いてあったのを見た。
持ち主は攻略を断念したらしく、私が代わりにやることになったがデータがすぐに消えるので、最後には友達との対戦だけに使われるのであった。
クリアしたのは数年前に中古版を買ってから。
当時苦戦したコンピューターも、最近やれば弱く感じるのはの内緒だぞ!


このゲームは前述したとおりシミュレーションのゲームとなっております。
最近では「索敵」「ZOC」「同盟設定」「複数対戦」などの機能が追加され、より一層進化していくシミュレーションゲーム
面白くなる反面、覚えることが多くて慣れるまでが大変だと言う方も少なくはないと思います。
このゲームはファミコン初期のゲームらしく、そういった機能は一切無くシンプルなもの。
対戦自体も自国と敵国のタイマン戦争で、ユニット名も「戦車A」「爆撃機」「戦艦」などと覚えやすいのも特徴です。
ストーリー自体は無いに等しく、15種類のマップを選択・攻略していくのみ。
ユニットを生産、占領や戦闘などを繰り返し、敵基地を占領or敵ユニットを全滅させればそのマップはクリアとなります。
選択可能なマップを全て攻略すると、最終マップが登場し、これを攻略するとゲームクリアです。
一件単純に見えるかと思うこのゲームですが、実はマップ面が奥が深い!
十数種類の多彩マップが選択可能と書きました。
使える勢力は主に陸なんですが、それに加えて空or海の勢力を使えるマップ、どちらも使える総力戦的マップが用意されています。
そして地形が山だらけ、川だらけ、さらに都市が全て敵側ばかりのマップなんてのも存在!
最終マップなんて敵側が初期配置ユニットまで持ってます!*1
あとは占領、補給、搭乗等などシーンではアニメーションが表示されます。
当時はこのアニメが楽しかったなぁ…!「とぅ!」とか喋っちゃって…。
システムは単純な反面、こういった場面で「飽き」を防ぐ努力がされているのが分かります。


ファミコンウォーズは私にシミュレーションジャンルの開拓をさせてくれたゲームであり、とても思い出深いゲームなので今回紹介しました。
このゲームは今やっても楽しいですね!対戦も熱い!
兵器名も覚えやすく、ルールも単純なので初心者の方でも安心して遊べるゲームなのでオススメです。
最後に歩兵、戦闘工兵の人間部隊が攻撃力が無い割りにしぶと過ぎ…!
攻略本にも載ってましたが、レッドスター側最終マップで戦闘工兵を大量生産するのは思いつかなかったですね〜。

*1:レッドスターでプレイした場合