Days 2005/8/28 -猫と私-

最近肩がこるので運動(ストレッチ+約2キロのロードワーク)をやっています。
今日も走っていたのですが、途中で猫と出くわしました。
道のど真ん中にいたこの猫、何か人なつっこく私が近寄っても逃げようとしません。
むしろ鳴きながら私に寄ってきたのです。
「お前も一人なのか?ん〜?」
そう言って猫の頭を撫でると、猫は足に顔を擦り付けてきます。
一瞬、すごく連れて帰りたい衝動に駆られました。
しかし私はマンション暮らし、ペットは厳禁です。
「ま、いい人に拾われるんだぞ!じゃな!」
と言って歩き出したのですが、この猫は私の後をついて来ました…。
どうも気に入られたみたいです…。
よく見ると猫はやせ細っている様にも見えました…お腹すいてるのかな…?
しかしここは心を鬼にするしかありません…。
マンション暮らしの他に、現在は安定した収入が無いというのも飼えない理由です。
今の私のところに来てもどうなるかは分かったものではありませんから…。
「ゴメンな…うちマンションだから飼えないし…今は収入も無くて貧乏なんだ。だから分かってくれよ…」
そう言って猫の頭をもう一度撫で、涙をのんで走り去りました…。
数時間後の深夜、私は何となくコンビニに夜食を買いに出かけました。
何故かあの猫のことを思い出し、無駄に魚肉ソーセージを買い猫と出合ったあの土手へ…。
その辺りをしばらく探してみましたが、やはりあの猫はいません…。
猫は常に気まぐれ…どこかに旅立ってしまったんでしょう…。
やせ細った可哀想なあの猫…いい人に拾われていることを願います。


追伸・代わりに奇声を発しながらバイクで走る怖い人たちがいたので、そそくさとその場から逃げました(爆)