業務日誌 〜第十弐話 Scarlett

この日は緊迫して始まった業務日誌でした…。
何故なら…先日の面接の合否の通知が来るからです!
そんな訳で終止気になってしまい、そわそわと仕事をしていたところ、一時間後くらいに電話が…!
出てみると「○○株式会社の者ですが、先日の試験の結果を…」
ついに来たか!
息を呑む瞬間でした…何故ならあの戦いはその後の命運を決める天王山。
負けてはならなかった…!自分にも皆のためにも…!
果たして、勝敗はいかに…!
「Kazunさんは採用とさせていただきます!○○(希望したとこ)の勤務です」
合格キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!採用キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
やった!やったぞ!ついに自分の力でやってやったぜ!
わははははははは!勝ったッ!第三部完!m9(^Д^)
狂喜乱舞で大喜びした瞬間でした!
長く辛かったこの第三部…思えば愛と希望から始まり、裏切り・嫉妬・憎しみの苦しめられたこの戦い…。
血みどろの戦いも終わりで、何時だって捨てなかった夢と希望も報われるときが来たのだから!
面接で家電量販店時代のお客様の思い出を話し、また助けてもらった!
尊敬する人たちに教えてもらったことが、またも役立った!
就職活動とかどうとか散々言って、結局動いてないあいつにも打ち勝てた!
「貴方たちが俺を強くしたんだ。だから…最初から負ける気だけはしなかったんだよ…」


こうなってしまえばやることの相場は決まっています。
勤務中にも関わらず、早速皆に電話や報告しまくるKazun!(←困った奴ですね)
まず親友たちからは祝福のメッセージ。
家族からは祝福のメッセージより"実家近くの駅の人員が足りなくて募集してる"とか、そんな情報を聞いた(困)
遅すぎる!それに今のところは実家に帰省しようって気もあんまり無いし…(一応話は聞くが、もしこのチャンスを棒に振って実家の駅との面接で落とされたら、それこそ元も子も無い…)
上司たちからは「え〜?マジで?(うちの部署)」「おめでとうは言わない(別の部署)」などのコメントをいただきました。
さらに「週一回でもいいから出勤してくれ」なども言われ、よほどここの店は切羽詰ってるor私の存在が大きいと言うことが分かりました…(入社当初とは大きな違いだ)
仲間たちに話してみると…喜んでくれる奴もいれば、驚いてる奴もいた。
やはり俺が居なくなると困るとか、そんなことばかりでしたね。
"「良かったね〜!(元友談)」"…たとえ本当に喜んでくれていても、貴方のことは信じられません!
この日はもうこればっかに尽きますんで、この辺で自粛しときます。
何はともあれ、自分自身本当によくやった!!
第三部もいよいよ終わりか…今のうちに第四部のタイトルでも考えますか!

こうして俺は内定を手に入れることが出来た…。
でも、これが俺の戦いの終点じゃない。
――――新しい場所、これこそが新しい俺の戦いの始まりだから…。
to be continued...





最後にこの日はネタになることがありました。
ニンテンドーDSの在庫のお問い合わせ電話…毎回何か妙なことが起こるパターンです。
そして今回も予感は的中…相手はいきなり「在庫は無いだろうが!(半怒)」と怒鳴り始めてきたところからでした。
「海外版だけど在庫は少数ある」と答えると、態度が一変して「マジでー!?(喜)」
その後はこちらが海外版だと言っているのに、相手は何故か国内版だと間違い続け、平行線な会話が続いていく…。
最後には「十分後に電話しろ!」と言う要望に「どうしてですか?」と解答してみると…
「い〜から!こっちの作戦なんだ!」
作戦って、何のことなんでしょうか?
結局忙しくて電話する暇がなかったんですが、このお客様からは催促の電話も何もありませんでした。
一体何だったの?
そして…何でニンテンドーDSのお客はこうも不条理な奴が多いのか?