業務日誌 〜だれのためにぼくはたたかうの巻〜

出撃前に救急車を見て友達と怖い怖いとか言ってたこの日、まだまだ楽な一日でした。
出す商品・人員足りてる・やることもない、この三つの揃う超暇な日なので!
ただし深夜からは私一人という状況で、少し困ったことが…。
15万くらいする液晶テレビのPOPに「さらに○円値引きする」と書いてあり、お客様に売ることに。
しかし商品をレジで打っても値段が原価の15万のままで表示さえる…。
とりあえず店長に問い合わせ、特殊処理をさせてもらい値引きして会計。
後々何度も確認したが、全ては出来ているのに、何故か虫の知らせが治まらない…。
また売った値段が値引いた金額(15万=正解の金額)だとか、これで波乱にならなきゃいいのだが…。


そしてこの日も何も無く終わるかに見えましたが、そう簡単には終わらなかった!
私にとってはいじめのようなイベント「社員表彰」があったのです…!
盛り上がる一同。今回も評価されてなくて、すでにどうでもいい私。
そんな中、同僚がこんなことを。
「Kazunさん(ノミネートにも)入ってないじゃないですか!頑張って下さいよ!」
同僚も悪気があってこんなこと言ったんじゃないと思うが、私はこうコメントを返しました。
「別にそんなことのために、働いてるんじゃないから…」
「本当はお金が欲しいくせに〜!ボーナスもらえるんですよ〜!」
こんな感じで彼ははしゃいでいたが、私はあることを思い出していた。
実家に帰ったときに親父が話していたこと。
ボーナスを10万もらって次は15万もらうとか、仕事は向上心だとか、そんなことを話していた。
(ついでに「バイトから社員になる例はホンの10%」とか、今やってることが意味無いと言うようなことまで言っていた)
確かにお金は必要だが、親父の言い方はあまりにも悪すぎる。
相変わらず息子のことを全然分かっていない、夢を壊すのが好きな鬼親父である。


大体金や自分のためだけに働く…そんな人間にはなりたくないと私は思っているし。
それに今までの経験上、私は誰かのために戦ってこそ真の力を発揮し、底なしの成長を見せている。
少なくとも第二部の最後の勇気編ではそうだった。
そして「栄光なんかよりも欲しいものがあったがそれ以上に大切なものがあり、そのために戦う」前にもこう書きました。
今は新しい想いがあるからこそ、いつもの波乱も笑ってかわせる余裕も出来た。
「大切な人、大切な何かのために働いてる」
夢を忘れた時点で、人は年を取り始めるから…幻想が終わるまで遊び続けたい、そう思うわけですよ。