業務日誌 〜傷だらけの堕天使

業務日誌、この日は久しぶりの泊まりでした。
「久しぶりだから頑張りますかね〜」
そんなことを思いながら張り切るも、Kazunには刹那の不安というものがあった…。
今日は新人と組むことに、そしていつも組むと何かある社員もいましたね。
新人はともかく、これは何か起こりそうだな…。
そして波乱の一日に巻き込まれるのであった。


まずは仕事がまだ始まっていないところからである。
朝礼の後に少し時間が余るので、そこで休憩するKazun。
早く行っても前に勤務についている同僚に「休め」といわれるわけで、ここの時間はいわば非公式な休憩なのだ。
「さて、そろそろ行くか!」
十分この休憩を満喫してからKazunは仕事に向かったわけです。
しかしここで社員に見つかってしまい、何やら気まずい展開に。
そしていつぞやの「逆転裁判事件」での「お察しの通り超能力者です」の人を疑う係長が出動したらしい。
だが何故か係長は自分ではなく、別の勤務についていた仲間を怒ったらしく、後々この仲間に注意されてしまう。
さらにこのことが口外され、続けて皆から言われまくるKazun。
「何告げ口してんだよ…どこの小学生だ…。それに仲間じゃなくて自分に言えよ…」
自分も悪かったとは言え、早くも不満が募っていくのであった。
ちなみにこの日が終わってからも告げ口社員に怒られるのであった。
最初からそうしろよ!わざわざ係長に告げ口しなくてもいいだろ!


次は中盤あたり、例の社員が猛威を振るうのであった…。
忙しいときに勉強会とか言ってきて、しつこくうちの法規について問題を出してくる。
「さぁ僕はお客さんです、○○について説明してくださいよ!」
勤務場所交代で移動し、この人に会う度に「さぁどうですか?」としつこく聞かれ続ける。
さらに移動の時間になっても拘束され続け、移動できずに相方に迷惑をかける始末…。
「私だけならいいが、他の人に迷惑かけんなよ…」
おまけにあまりに自分の答えたことが違うといわれるので、調べてみたら間違っていなかった…。
「………。まぁ次に反撃開始としますかね〜」
しかしその後、お客さんとの対応後に初歩的なことを間違っていると突っ込まれたのです。
納得できなかったKazunは反論、結局向こうの勘違いと言うことが判明して自分の疑いは晴れた。
誰にでも間違いってのはあるものだが、二回もか!しかも二回目は初歩的なもので疑われるとは…。
「勘違いだったとは言え、私なんてその程度に思われているのかよ!」
こうしてモチベーションが大幅に低下し、その後は回答するのも放置。
何か言われても無駄に時間を稼いで、何とかうやむやにして終わらせた。
仲のいい社員さんに聞いた話だけど、この人は私に注意したことをよく話してるらしいね。
また言われるのかね、このことが〜(武勇伝のつもりなのか?)
こうして一日目は終了。


そして翌日。
それなりに寝て回復するも、この日は朝からフルアッホモーニングでした。
最早うんざりのKazun…「もうどうにでもなれよ…くっだらねぇことばかりで怒りやがって…」
そうして適当に流し続け、このまま終了させました。
まさに強制終了…やれやれ。


この回は本当についてない二日間でしたな…。
運も悪けりゃ、仲間の引きも悪い…どうしようもない時ってホントあるもんだ。
前回フォローが足りない話聞いてないとか言っておいて、違う社員を注意するとか。
人のこと言えたもんじゃないですね〜w。
お客さんの対応しないといけないときに勉強会とか。
ただでさえ私語をして態度を指摘されてるのに、今はそんなことする時間じゃないだろうに。
空気読めないって、恐ろしいわ。
やれやれ…前のバイトでもあったけど、上がこうだとホントにどうしようもないから自分が一番しっかりしなくちゃいけない。
たとえ独りになったとしても、場数を踏んで強くなろうじゃないの。
悪い見本を見たと思って自分がしっかりしていかねば、そうやって中間管理職となっていくのか。
そして今は傷だらけで…、傷だらけの天使、か。
いや、こんな愚痴ばかり書いてるから傷だらけの堕天使なんだろうな。
やれやれ…。