低予算旅行4「〜セカンドフェイス!慈恩よ、私は帰ってきた!」滋賀・岐阜編


ある日職場から発狂業務という魔の手が迫り、その時販売所には旅を控えた旅人Kazunがいた。


九死に一生を得たが、彼の体は異常能力(旅行に行きたいというだけの願望)に支配されていた。


疲れながらも明日は旅人として出かける決意をしていた。だが、職場の残業命令が無常にも彼に…。


最終兵器・旅行モードを発動する!

行け!Kazun!

「我前に敵は無し!!」



(※注・このオープニングは一部過度の脚色がしてあります)


〜 低予算旅行4 〜

「〜セカンドフェイス!慈恩よ、私は帰ってきた!」

− バタバタ関ヶ原ふぃぎゅ@Kazun! −

「今日からの俺は疲れを知らん!」
この日も睡眠時間二時間という過酷な条件下の中で旅は始まった!
朝一の新幹線で新大阪に移動した後は新快速に乗り換え、いざ目的地の長浜へ!
しばらくして長浜駅到着するが、天候は残念ながら雨だった…。
とりあえずここでの目的の海洋堂の開店までは時間があったため、歩いて琵琶湖と長浜城を見物。
長浜城はいたって普通、琵琶湖は雨で大荒れだったため、特筆することはなし。
この後は長浜にあるという黒壁スクエアという商店街にて店見物。
気まぐれで立ち寄った胡麻屋の兄ちゃんと何か仲良くなって一味や七味のとうがらしを購入してしまった!
そんなところで時刻は午前10時を過ぎ、海洋堂フィギュアミュージアム開店だ!

海洋堂といえばフィギュアや食玩など各種模型製作の大手!
ここでは販売のほか、フィギュアの歴史年表や発売された食玩・フィギュア・模型の展示コーナーがあるらしい。
一階で海洋堂の歴史を学んだ後は、入場料を支払って二階の展示コーナーへ。
第一印象としては正直そこまで広くなく、展示されているフィギュアも一部を除いて普通だと思った。
しかし映画ジュラシックパークで実際使われたトリケラトプスやティラノの模型には度肝を抜かれましたね!
あと北斗の拳の再現ジオラマが面白かった!
巨大な手と吹き飛ばされるケンシロウでタイトルは「馬から下りろ!ラオウ!」
ラオウの強大さを上手くあらわしたジオラマだったのでやけに印象深かった。
奥のほうに美少女系フィギュアが置いてあったのが何かシュール?
ドリームハンター麗夢とかまたマニアックなものまで置いてるとは…。
一階の売店コーナーではフィギュアや食玩のほかに"ケンシロウ胸像"なるものが販売されていた。

完全生産注文で値段は126000円!
買った人がいたらすごい!


こうして長浜での探索は終了、なかなかいい街だった!
待ち合わせポイントの垂井駅まで移動してにゅーんさんと合流。
飯を済ませ、南宮大社へ!

神社は改装中だったようだけど、なかなか立派な造りで大きかった!
ただ目的であった諏訪大社との関係は分からずじまい…まぁしょうがないか。
これからの旅の無事と勝利を祝い、移動。


次に向かったのは親友から聞いていたスーパーB級珍スポット・関ヶ原ウォーランドである。
ネットなどでも散々言われているここについに来るときが来た!
天候は雨から雪という変わり具合だったが、むしろ「天も興奮しておるわ!」と大騒ぎ!
どこかやる気の無い改札で入場券を買った後、中に入るとそこはもうすでに魔境であった…。
延々と繰り返される軍歌のような曲…(関ヶ原の合戦の曲らしい)
寂れまくりのトイレや既に廃墟となってかなり経ってそうな食堂…。
何故か真新しい自動販売機w。
ここはどこだ?魔界か?迷い込んだのか?
ファーストインパクトの衝撃を受けた後は、入ってすぐの資料館(入り口の上)に行ってみる。
上がってみると実際に合戦で使われた鎧などが展示してありましたが、部屋自体は薄暗く埃っぽいので二度も入りたくない感じ…。
さらに何故か岡っ引きの提灯まで置いてあったのが笑えるw。
一方の広場は人形が置いてあって合戦の風景を再現してあるようでしたが、これがまた…。
ボロボロで安っぽい人形に加え、旗やのぼりが倒れまくりでもう合戦で共倒れしたんじゃないかって言うくらいだった!
雑草は完全放置状態で生えまくり、人形の背丈ぐらいに!

置かれている人形もハチャメチャ!

さらに石田三成の陣では旗が倒れている始末…(これじゃ負けるわけだよ)

何故馬の隣に脚立が…乗れというのだろうか?

「我は武田信玄の亡霊じゃ!争いはやめい!ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」
何故ゆえに信玄?しかもノーモアって…(これが一番インパクトがあった)

何か気味の悪い切腹コーナー…しかし何故賽銭箱?

奥の方には謎の観音様までいらっしゃる始末!しかもここにも賽銭箱があるのねw。


打ち首コーナー(笑)では家康登場!(後ろの人怖いw)

またも賽銭箱があり、しかも壊れていたw。

謎の池があって、中には竜がいた(ちょっと見切れてて見えにくいけど)
看板には何かの伝説が書いてあり「この話は関ヶ原の合戦には関係ありません」とかwww。


珍スポットと聞いていましたが、ここは本当にすごい…というかやばかった!
深夜に人形が動き出して合戦でもやってるんじゃないっていう、怪しさ120%でした!
家康も三成も信玄も…後世によもやこんなテーマパークが出来るとは思わなかったことだろう。
以前の伊賀流忍者博物館とはまた違った趣のある場所でしたね…(向こうは向こうできちんと管理されていたのだが…)
さらばだ、関ヶ原ウォーランド…もう二度と行くことはあるまい…。

関ヶ原オワタ\(^o^)/
ちなみに帰りにカラクリ屋敷なるものを見かけましたが、あれはいったいなんだったのでしょうか?


関ヶ原ウォーランドという魔境を越え、無駄に爆笑・脱力した後は決戦の場・京都へ向う。
前回好評を博した慈恩弘国、ここへ再び乗り込むときが来た!
二回目の作戦が行われるとき、ランバラル大尉の調理したモビルアーマーが現れる!
捨て身のバトルが開始されたとき、戦士たちは見た…!
機動戦士カズン、次回『恐怖!機動ビグ・ザムin慈恩弘国
君は、生き延びることができるか?