低予算旅行6 〜ラストリモート・Part3(京都/慈恩編)

Kazunは焦っていた…。
前回の京都編で遅れに遅れ、慈恩弘国に辿り着いたのは開店30分後だった…。
昨日のギロチンに続き、開店時間に間に合わなかった。
中は満席かと思って入国を尻込み…しかしここまで来て逃げ帰るわけにも行かない。
近くでしばらく観察という行動を行い、昨日に続いてヘタレっぷりもさすがです…。
しばらくすると入国される方が何人か見えた。
このまま昨日の二の舞になるわけも行かない、そしてそのうちに入国限界も来るだろう…。
意を決して突撃する!
やはり中では満席だったが大尉が何とか一席確保してくれた。
そしてそこの席はニュータイプ専用席」と呼ばれている場所だった。
大尉いわく「油や水が飛んできますので、額のピキーンで避けてください」とのことだった。
この辺やっぱり変わられてないよ、僕らのランバラル大尉!


シャア専用座苦焼きと敵のボール焼きを注文し、料理が出来上がるまで周りの人と会話してみる。
名古屋から来たという、二度目の入国のお隣さんはガトーショコラアイスを注文されていた。

大尉がお持ちになられたソロモンのミニチュアとともに、やはりこのセリフ…「ソロモンよー!私は帰ってきたー!」
初対面なのにいきなり打ち解け、騒ぎ出す馬鹿と巻き込まれる人が一人w。
さらに逆お隣の団体客はメガビグザム焼きを注文されていた。
ここで何と!メガビグザム焼きとソロモンのツーショットが完成する!

何なんだ、このテンションは?何なんだ、盛り上がりは?
しかも皆初対面なのに…何なんだ、この団結はー!?


そうこうしているうちに料理がやってきた。


相変わらず騒ぎながら、相変わらずに個性的なモビルスーツたちを美味しくいただく。
そして食後にはエルメスセットを楽しみつつ、大尉と会話。
前回の旅行で行った某ガンプラ製造の本社の写真をお見せしつつ、会話をする。
「何と!連邦軍にそんな兵器工場が!これは大変だ!」
「…マジに話すと連絡入れると中に入れますよね〜」と大尉。
応募で確率かなり低いとお伝えすると…「うむ、やはり連邦は物資が不足しているのか!」
「連邦の奴らはケチだ!あえて言おう、カスで(ry」


京都の夜はいつものように更けていった。

いつものようにデザートのアイスを食べながらも、名残惜しいがそろそろ時間も迫っている…。
店にもお客さんがどんどんやってきているし、団結して騒いでいたメンバーも自分一人になっていた。
「また別れのときが来たか…」
出国を伝え、精算。
メンバーズカードのスタンプも溜まって二階級特進
Kazunは伍長に昇進しました!
最後に期間限定登場のブライトさんと撮影し、今回の入国も終了した。
大尉は前回に続き自分の事を覚えてくれていたようでした。
自分は光栄であります!大尉!



いつもの敬礼で店を出て帰っていく。
「またこのあたりに来られたら、ぜひ入国してください」
笑顔で自分を見送ってくださる大尉。
京都の素晴らしきお好み焼き屋、慈恩弘国
何時の日かまた、必ず行くぜ!