今更ながらGジェネ感想

今更ながら感想を。
今回の攻略時間は117時間、エンディング未到達でした。


Gジェネレーション最新作はPSPに登場!
近年のGジェネは据え置き機では作品体感、携帯機ではクロスオーバーと決まっているようです。
そんなわけで今作はクロスオーバー作品に仕上がっていました。
またダブルオー(2nd)やユニコーンなどが新規参戦!
ユニット数・キャラ数・アニメなどに非常に力が入っており、本作の目玉とも言える優遇振りでした。
その他、キャラ作成・設計&開発のヒントなど様々な新規要素が組み込まれていました。


<ストーリー>
クロスオーバーする世界にハルファスガンダムとやらが現れて、ワールドシグナルを乱していくところから始まります。
その後は歴代ガンダム作品のワンシーンを攻略しつつ、EXマップでは歴代主人公たちと協力してボス及びハルファスと戦う感じ。
まぁ正直あってないようなものです。
<ボリューム>
登場ユニット700程度、登場キャラ450程度、戦艦100とかなり多いです。
攻略マップも作品40+EX3+ファイナル2(ヘルモードで真ファイナル有り)となかなかのもの。
一度クリアするとヘルモード(難度上昇版)が登場、さらにファイナルマップ一つが解放されます。
ただし敵が強くなるだけで見た目はそこまで変化なし、何だか水増し感が…。
<演出>
携帯機にしてはアニメの出来はかなりのものだと思います。
ただし一部ユニットの戦闘アニメは削られており、ブツ切り感が非常に残念。
「変形して飛び去ってビーサーベル構えて戻ってきて斬りかかる」こんな感じで優遇されてるものから、「いきなり斬りかかるだけ」の不遇なものなど色々。
この辺は容量の問題もあったと思うのでしょうがないのもありますけど…。
ストーリーアニメやカットイン(ユニットが登場するときなどに上映される)はなかなか良いと思います。
これは次回もやって欲しいですな。
<BGM>
まぁいつもながらのGジェネ音楽、劣化ともよく言われているようですが…。
ただしダブルオー曲の収録数はかなり多かったのを覚えています。
<キャラ作成>
今回からの新要素です。
人気作品の制服・ボイス・戦闘曲・タイプなどを選択できます。
ただし出来上がるのは表情が無い、いわゆるモブ兵士的な感じなのが難点か。
Gジェネ自体昔からオリジナルキャラが居ますしね、その辺もあって難しかったのか?


<評価点>
・00(セカンドシーズン・劇場版)、UC、三国伝(使って見たらカッコ良かった)が使える
・携帯機でも迫力のある戦闘アニメやムービー
・ネタボイスが充実(グラハムでシャイニングフィンガー→グラハムフィンガーと叫ぶなど)
・設計や開発先のヒントが出るようになった、またユニット取得率に応じてパイロットが手に入るようになった
・収録曲が多い
・一応自作キャラの要素がある
<問題点>
・ロードが大変長い(メディアインストール必須、850MBくらい)
・ウォーズにあったコックピットどうしでの掛け合いがなくなった
・ボイスが少ない(せめて被弾時や破壊時に喋ってくれ)
・一部ユニットの戦闘アニメがブツ切り
・ごく一部のキャラを除き、テンションに応じての表情変化がない
・自作キャラはほとんどモブ




<総評>
良いところもあれば悪いところもある、可もなく不可もない作品に仕上がっていたと思います。
アニメやボイスなどは携帯機だったから、容量の都合と言うものもあったのかもしれません。
攻略マップ・ストーリーなどはもうちょっと頑張って欲しかったかな?
同じマップで高難度モードだし、ライバル(?)のスパロボっぽくしっかりしたストーリーもあれば、もう少し長続きしたかもしれません。
しかしながら自分にとって00が完全参戦は非常に大きく、またUCや三国伝などの作品開拓に繋がったのも大きなところでした。
まぁ早く出したくて出したくて、かなりはまってしまったのも事実ですしね。
そんなこんなで今回の評価はランクはCの普通ゲーです。
願わくば次回作はPS3のような据え置き機で、今回の不満を解消して容量をドーンとグレートアップして、全てが進化したような作品を出して欲しいですな。