低予算旅行3 「〜Revenger of Kazun 次まで届け、野望と希望」三重編

今日は旅の最終日、三日続いたこの旅もいよいよ終わりを迎えてしまう。
カプセルホテルで目覚めたKazunは明日のことを考えていた。
「長かった楽園のような日々も終わり、明日からいつもの日常を迎えるわけか…」
考えると考えるほど何かテンションが下がってくるが、ここはまだ旅行中!
自分自身しっかりしないと旅の成功は程遠いというものだ!
今年最後の旅行だし、悔いの無いように今日も行くぞ!
最終日、やってやるぜ!

〜 低予算旅行3 〜

「〜Revenger of Kazun 次まで届け、野望と希望」

− 三重編・三種の神器鏡参り 〜拙者、伊賀流忍者カズンでござる! −

<伊賀の国/大阪→伊賀 BGM・忍者龍剣伝っぽいカッコいいの>
目的地伊賀上野までは遠い距離だった。
移動中はところどころで寝ていましたが、睡魔に愛想を付かされてにあまりに暇に。
そんな訳で活躍するのが携帯ゲーム機でしたが、とりあえずマジックアカデミーを起動してみたところ、いつもと違う起動画面に驚くKazun。
何でも他人に迷惑をかけたとかで、先生方にお仕置きされるマイキャラクター?
「一体何が?」と思ったのですが、そういえば昨日ホテルで対戦中に電源が切れて電源が落ちてしまったことを思い出す。
「そうか、対戦中に電源切って逃げるとこんなイベントがあるのか…」
自業自得といえ、何だか一気に脱力してやる気がなくなってしまいました…。
まぁどうせここでは対人対戦も出来ないことだし、それ以前に電力もないし、諦めてスパロボすっか…。
こんな感じでダラダラ電車に揺られること約一時間半、伊賀の上野市に到着したでござる!
伊賀と聞いて大半の人が思い浮かべるのはやっぱり忍者でござろう!
町中はどこもかしこも忍者一色でござる!



そして伊賀忍者といえば"伊賀流忍者博物館"でござる!
駅から歩いて10分程度…山の中に存在するのがまたいい感じ。
早速屋敷の中にある改札にて入場券を買うと、屋敷の中に案内された。

どうやらここが有名な忍者屋敷らしい、忍服を着たお姉ちゃんが順次屋敷の説明をしてくれる。

ちょっと分かり難いけど忍者屋敷でおなじみのどんでん返し。
上の写真は奥に忍者が待機している模型付きバージョンで、これともう一つ回転扉だけのノーマルなものがありました。
やりたい人と聞かれて真っ先に立ち上がったのは秘密の話でござる。
そして勢いをつけすぎて、後ろの壁に激突したのはもっと内緒の話でござる(笑)

床の下には刀や手裏剣が隠してあります。
さらに奥の障子の下には密書やお金を隠していたらしい。
普通隠すよりも、こういった何気ないところに隠すという忍者の知恵は凄い!
屋敷の説明が終わり、順路を辿って忍者屋敷の地下に行くと数々の忍者の資料が展示されている忍術体験館がある。


実物の忍者刀や手裏剣、衣装や水雲から火縄銃まで置いてあるには驚いた!
伊賀忍者は薬物とかの扱いにも長け、火薬なども作っていたらしい。
他に忍者って防具として鎖帷子を装備しているイメージがあるけど、あれは訓練・鍛錬用に使ったと書いてあったのには意外だったなぁ〜。
こうして忍術体験館をすっかり堪能してから抜け出ると、今度は伊賀忍者の生活知識や暗号などが学べる忍者伝承館がありました。
伊賀忍者はどうしても忘れたくないことは体に傷をつけて覚えたらしい…。
自分も試してみたいけど…痛いのは嫌いだからな…。
さらに中にはショップもあり、クナイやまきびし(ゴム製)を購入、何故買ったのかは自分でも分からない(これも伊賀流忍術の一つか?)
その後は忍者ショーの開演時間まで適当に時間を潰します。
ここでは決まった時間に忍者ショーが開かれているらしく、これが是非とも見たかった!
いよいよ開演時間になり、入場。客席はかなり多かった。

本物の忍者刀・手裏剣・吹き矢などを使っての実演や殺陣など、迫力満点のショーに大満足!
特に手裏剣を一度に三つ投げ、綺麗に壁に突き刺さった場面には度肝を抜かれましたね!
撮影はOKだったんですけど、ショーに夢中になってあんまし写真を撮っていなかったのが実に残念…。
ショーの後は実際の手裏剣を使って的当てゲームがありました!
手裏剣投げは思うように上手くは飛ばなく、大苦戦!

悔しくて二回目に挑戦したところ、偶然的の真ん中に命中して記念品の忍者グッズをもらいました!
やってみるとかなり難しい…手裏剣三段投げとかを成功させるショーの忍者さんはホント神業師ですな!
こうして貴重な経験をし、Kazunは忍者の里から去っていきました。
マンガやゲームなどでよく登場し、最近では世界的にも知名度が高くなって知らない人こそが珍しい忍者。
しかしこうして実演や歴史・資料を見た後で考えると、忍者と言うものは人を超えた存在だったのだろう。
改めて忍者の凄さを実感し、そして忍者について色々なことが知れて、ここに来て本当によかった!
俺も戦国時代に生まれたら忍者になりたかった…かも?
あとここの資料館の人々は誰も身のこなしが良かったのですが、やっぱり訓練とかやってるのかな?


伊勢神宮/伊賀→伊勢市 BGM・特に思い浮かばないのでBAMBOO BEAT(バンブーブレードより)>
忍者の里・伊賀からこれまた電車に揺られること一時間半程度、Kazunは伊勢市に到着した!
言わずと知れたことですがここでは国内で最大級の神社、伊勢神宮があるのだ!
今日の旅の目的はここにあり!いざ、神の宮へ!
伊勢市駅から少し歩き、まずは近くの外宮から参拝していきます。

行き先は長い砂利道の道を歩いて各所を回っていく。
途中に清めの川などあったが、何故か入れなくて残念だった…。
神社内は今まで見たところよりも段違いで広いですね。
そして肝心の本殿は近距離での撮影は禁止…。
ついでに絵馬も書いて帰ることも出来ませんでした…何故?(まさか痛絵馬を防ぐためか?)
続いてバスに乗って内宮に移動。
参拝前に茶店で出世餅と名物・伊勢うどんを食べて、いざ参拝!


ここも広いところで回るの大変、そして重要なところは撮影&立入禁止でした…。
長い砂利道を走って各所を回り、御守りを購入。
こうして参拝は終了しました。
今回の神社の感想としては…う〜ん?正直なところ、少々期待に添えない感じでもありましたね…。
神社としては敷地が広く建造物も多数ありましたが、やはり広いのは少々無駄な感じが…(移動の際にも仇になっていた)
あと国の管理が入っていて仕方ないとは言え、立ち入り禁止・撮影禁止区域が多いのは残念…。
やっぱり前回の諏訪大社は越えられなかったですか(あちらはあちらでかなり良かったので)
高級な神社より、庶民的な神社の方が私は好きですしね。


<帰還/伊勢市→新大阪→帰宅 BGM・この道わが旅(ドラゴンクエスト2)>
帰りの切符も買い、この旅も大分終わりに近づいてきた。
近鉄特急に乗り込み、新大阪まで移動したら新幹線に乗り込みます。
当初は唐突に計画されて、疲れ果てながらも時間も遅くなり、出来るのかとも思われたこの旅行。
蓋を開けてみると目的は全て達成と、この年を締めるにふさわしい旅行となりました!(少々心苦しいところもありましたけど、そこは目をつぶりましょう)
来年もまた、こういった旅行が出来ことを願って今回は終わろうと思います!

〜 低予算旅行3 〜

「〜Revenger of Kazun 次まで届け、野望と希望」



<企画・監督・脚本・演出・主演・その他いろいろ>
・Kazun


<協力?>
アリスソフト
・M78ウルトラの星
北野天満宮
・お食事処いのうえ
慈恩弘国
伊賀流忍者博物館
伊勢神宮


<主題歌(偽)>
・OPテーマ「K・S・K 〜君のその手はここにある〜/Team.ねこかん[猫]」
・EDテーマ「シアワセノサガシカタ/佐藤裕美


スペシャルサンクス>
・ひーすけ(永遠の世界)
・にゅーん(馬鹿が往く!)


<連載>
・上海緑茶館 〜合言葉はスカーレット(はてなダイアリー)


<製作>
・幻想一人旅日誌製作委員会


任務完了!