低予算旅行7・名古屋編

四日目…名古屋「決戦!アクエリアスはグラハム曜日?会いたかったぞ!マイスター」


旅も最終日、ゲストハウスで目覚めたKazun。
朝も5時半といつもにまして早起きだった。
今日はいよいよ最後にして決戦、奴との戦いか…。
寝ぼけている暇は無い、駅へ行くかな。


朝一番の特急に乗り込んで白川口駅まで移動。
朝ごはんは軍隊堅パンだ、こいつを持ってきてよかったぜ!
駅に到着するとにゅーんさんと再開する。
実に二年ぶりの再会だった!
「会いたかった…会いたかったぞ、にゅーん!!
こうして二人して名古屋へ向かったのだ。


道中早く進みすぎて時間が余っていることが判明し、真清田神社と大神神社に寄ってもらった。
真清田神社(ますみだじんじゃ)は大きな神社であり必勝祈願をするほかに御守りと御朱印をゲット!

夢守りとはいい名前ですな、これで夢も叶えばいいね!
続いて立ち寄った大神神社(おおみわじんじゃ)は、街中にあるやや小さな神社。

ここには本堂しかなく、神職の人は不在…と言うか授与所がない!
一応御朱印は存在するらしいが、社務所(結構離れてる)に行かなければならない。
前もって予約してないともらえないという、初見殺しな神社だった。
う〜ん、三日目のトラウマがチラホラ…。


昼時に名古屋・大須に到着した。
ついに最終決戦地にやってきたか…一年ぶりのマジックスパイスだ!
覚悟して門をくぐり、席に着く。
そしてやってきた店員さんにアクエリアスを注文した。
すると本当に大丈夫かと意思確認されるのであった。

そしてやってきた注意事項…こんなものまであるのか?
さらには再び店員に前回何を食べたのかをしつこく聞かれ、その後も店員に何度も止められたりしたのであった。
ここで逃げるわけには行かない…「望むところだといわせてもらおう!」
こうして押し切ってしばらく待つこと…今回の旅行のラスボス「アクエリアス」ついに登場!


(普通のスープカレーとの比較)
いよいよこいつと対峙する時がきたというのか!
「激辛マイスターKazun!目標を駆逐する!」


先に味見をしたにゅーんさんによると「閻魔ラーメンよりかは辛くないが、後に残る辛さ」とのこと。
食べてみると辛いことは辛いのだが、そこまでやばいとは思わなかった。
でもこの辛さが後々蓄積していくのだろうから油断は出来ない。
そんなこんなで半分くらい食べたところでKazunに異変が発生する!
辛さは慣れてきたので気にならなくなっていた(それでも辛いが)が、その他にこのカレーは異常に腹に溜まるのであった!
「まずいな…満腹感が半端じゃない、このままでは…!」
いくらKazunが辛さに強いとは言え、こればかりはどうしようもない。
さらに最悪下手するとリバースの危険性もある、これだけは絶対に避けたいのだ!
こうしてペースも落としてゆっくり食べていくなか、「俺は何でこんなことをやっているのだろう?」と思い始めだした。
最初に貰った注意事項の紙にも「ここまでと思ったらやめる・無理しない」などと書いてあったな…。
ここでギブアップしたら、どれだけ楽なんだろうか…。
ああ、隣でキャッキャ楽しく食ってる女性陣がうらやましいぜ…。

そんなこんなで既にこんな感じのKazunであった。
行くも帰るも地獄旅…!勝ってもリバースの恐れがあるし、負けたらただの恥と注文損!
ここはKazunの性格上、逃げることは絶対しない…修羅の道に後ろはないのだ。


いっそ玉砕してやるという思いで突き進み、そして↑のようにカレーをリバース。
「ぐはっ!この程度の辛さに耐え切れぬだと…」なんて言い訳でもしてやるか?
かつてない状況といつかのトラウマ(大昔調子に乗って激辛カレーを食べて倒れた若さゆえのあやまち)にどうにも弱気のKazun。
「嗚呼…何でこうなっている、わけがわからないよ!俺は…僕は…私は…!」
そんな苦しんでいる中で唯一救いだったことがあった。
「制限時間は無いのでゆっくり攻めていきましょう、頑張ってください」
それはにゅーんさんからのアドバイスだった。
そんなときKazunは気づいた!
「そうだ!俺が戦う意味はあるんだ!今日のためにわざわざ来てくれた戦友がいるではないか!」
Kazunの心に勇気が戻った!
「胃の限界…そんな道理、私の無理でこじ開ける!!」
「どれほどの辛さであろうと!今日の私は!阿修羅すら凌駕する存在だ!!」
「そうだ…未来を創るために、俺達は…変わるんだぁぁぁぁぁっ!!」
(何処かで聞いたようなセリフばかりだが、気にしてはならない)
こうして徐々に食べながら減らしてゆき、ついに終わりは来た!

勝った!俺は勝ったのだ!アクエリアス、撃破完了!
「ミッションコンプリート…」
今回は恐ろしい相手だった…。
おそらく一人で戦ったら勝つことは非常に難しかっただろう…。
その後、トイレに行くたびに尿道が熱い・肛門が痛いなどの症状で苦しみながら名古屋の街を回遊。
その後にゅーんさんには岐阜駅に送ってもらい、そこでお別れ。
「転職頑張ってください」
握手をしての別れ、また会う日まで!


終わってからは在来で大阪まで移動する。
さて、ここからが最後の大仕事…久々に日本橋を探索するぜ。
しかしここからが修羅場になると、Kazunはまだ知らなかったのだが…。
早速天王寺に移動し、アニメイト天王寺店を偵察する。
ここにもグラハムはいない…やはり大きくて売れてそうな店舗だから、残っているのは難しいのか?
逆に腐女子が「刹那大好き〜!」などと言ってて、早々に逃げ出すこととなる。
その後は日本橋に向かったが、ここからが真の地獄旅!
久々に来たので道が分からずに迷いまくり、頼みの綱のスマートフォンも電池切れ…。
外は暗く視界は悪く、疲れや緊張感で冷静な判断も欠け、焦る一方であった。
徐々に追い込まれる中、何とか日本橋に到着した!
「さぁこれで最後だ!アニメイト日本橋店、時間あったら同人屋を調べて帰るぞ!」
意気込むKazun…しかし!Kazunはまだこの店には行ったことがなかったのだ!
自分の勘を頼りにその辺を探しても見つからず、ついにタイムリミットの20時を迎え次々と店が閉まっていく…。
こうなればもうここに留まる意味はない、撤退するしかなかった…。
「クソ…次行くときには最悪の事態を想定して地図か携帯充填機を…!」


ラストに色々とありながらも、次回の旅でリベンジすると誓いながら帰っていたKazun。
こうして久しぶりの旅行は終わったのだった!
未来へ続く金沢…激闘の名古屋…未練の残る大阪、あとひっそりと放置された福井!
まぁ福井は次回でしょうな、近いうちに行くと思うわけだ。
そしてにゅーんさん、今回はおつかれさまでした!
またお会いしましょうね!
今度はフィンランドの危険物・サルミアッキ仕入れておきますのでお楽しみにw。


〜ED〜


<企画・監督・脚本・演出>
・Kazun


<出演>
・Kazun
・にゅーん


<協力(偽)>
気多大社
のと鉄道
湯涌温泉
ゴーゴーカレー
・真清田神社
マジックスパイス
羽咋のタクシーの運転手さん
・同人ショップ各位様


<脳内OP・ED曲>
・OP曲「Rewrite/サイキックラバー(Rewrite)」
・ED曲「この道わが旅/団時朗(ドラゴンクエスト2)」
・挿入歌その1「ハナノイロ/nano.RIPE(花咲くいろは)」
・挿入歌その2「もう何も怖くない、怖くはない/石川智晶(機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-)」


スペシャルサンクス>
・ひーすけ(永遠の世界)


<連載>
・上海緑茶館 〜起動戦士スカーレットRR(はてなダイアリー)


<製作>
・プロジェクト一人旅 〜全国制覇〜




Time passes and new things begin.
But in my heart this journey lives on.
This Great Journey is over!
Turn in next time for more action and adventure!
Are you ready?




31県制覇!
残り…16県


<おまけその1>
今回の旅の探索中にこんなのを発見しましたよ。

実は金沢編でこういったものも見てたんですよねw。

「僕と契約して何とやら!」
<おまけその2>
金沢駅で見たもの。
「夏をどう過ごすのか?プランを書いてください」とのこと…

果たしてこの人は夏にペロペロ出来たんでしょうかね?
てか、一人で何枚も使うなよ!