研修日誌SP 〜自動改札の悪夢、そして…

研修日誌、ラスト2前の日です。
この日はやはり泊まり勤務で付き添いの先輩はのんびりな感じの人でした。
まぁ大分仕事も覚えてきたし、慣れてきたから何とかなるだろう。
さらにこの日から駅に自動改札が導入され、切符を一つ一つハンコ押ししなくて済むな…。
そんな感じで最初から楽勝ムードでいたのですが、実際はかなり忙しくなるのでした…。


まず一日目はそこまで忙しくは無かった。
慣れてないお客様の対応でOK。そこまで人も多くない。
さらに放送係りみたいなものをやらされたのですが、ノリノリでしゃべくってましたね。
う〜ん、楽しかった!あと何事も無く終わってくれたので良し!
そして問題の二日目…平日になったため、この日から通勤ラッシュが存在します。
そのために朝の改札は大混乱するという展開に社員総出で必死に対応!
自分も声が枯れるくらいの大声で誘導してました…。
とにかく人が多くて多くて…さらにトラブルも続出しまくりで…早くも自動改札に振り回されておりました。
困ったことに二人三人くらい乗り越えて行かれた方もいましたね…(気持ちはわからないでも無いが、それはちょっとね)
いずれはこの状況を一人で仕切らないといけないのか?いやいや無理だろ…。
実際コレ導入して効率が上がるのか…。
疑問に思ったところで終わりましたね。


ただ、こんな忙しく辛い日でもやっぱりいいことはありましたね。
仕事が終わってから帰る準備するために更衣室に向かっていたのですが、たまたま駅長や係長にお会いしました。
「Kazun君、良く頑張ったな!」「今日はおつかれさまです!」
こんな感じで皆様から激励やお褒めの言葉をいただきました!
今の仕事は昔と違ってちゃんと評価されてるみたいだな!そこがうれしい!
あとは列車が分からないというおじいさんをご案内したところ、おじいさん感動して涙!
何度も何度もお礼を言われ、自分としてもこそばゆい気持ちでした。
何だか昔の電器屋時代のお客様のことを思い出しましたね…。
頼りない自分でも、強く思えるから出来る。
今はこの調子で駆け抜けるだけだ。