低予算旅行5「〜真夏の太陽信仰! 遠くにはソーラレイを、両手には信仰と希望を」熊野編


その昔…闇に生き、悪を切り裂く剣となる者たちがいたという…



〜 忍者COPカズン 〜

(※オープニングテーマは適当に忍者ソングを脳内再生してくれ!ハットリ君再生した人がいたら神w)




(リーン!リーン!)


カ「誰だ!非番の日に!」

(ガチャ!)


カ「はい、木隠(こがくれ)カズンですが」

「おおカズンか、ワシだよ、上海(かみうみ)だよ」

カ「あ!上海警視!(チッ、何の用だよ!)」

「非番の日にすまないな、例の事件がまた発生したよ!」

カ「え!またですか…(明日旅行なのに仕事行くのめんどくせぇな…)」

「そうだ。しかし今回の相手は少し頭が抜けているらしい、手がかりを残していきおった」

カ「え!本当ですか?(面倒なことじゃないといいけどな〜)」

「事件現場にメモが落ちていたよ、内容はこうだ」

〜 木隠れカズンが旅行に行くらしい。旅行先で抹消せよ 〜

「という内容だ。多分君の旅行を妨害するんだろう」

カ「多分そうでしょう(俺の旅行を邪魔するヤツは、誰であろうと絶対に許さん!)」

「おそらく部下の一人が落としていったんだろうが、君の旅行を邪魔するとは間抜けとしかいえないなw」

カ「警視、上手くいけば黒幕が暴けますね!(ただし旅行優先だけど)」

「ああそうだな。どんな組織か、黒幕は誰か、分かるかもしれない。今回は君の持ってる忍法と旅行モードが役に立つな!」

カ「そうですね!じゃあ!行ってきます(旅行に)」

「気をつけてな!」


ガチャ!


「旅行モード発動!闇を操り旅の心を蝕むものたちよ!俺は許さん!」

※注・このオープニングはフィクションです


〜 低予算旅行5 〜

「〜真夏の太陽信仰! 遠くにはソーラレイを、両手には信仰と希望を」

− Dream 〜真夏の太陽信仰・鳥の詩

いつもにして酷かった昨日のクソ業務・泊まり改札を越えて迎えた今日。
疲れとかは非番の日に休んだから良いものだが、ストレスなんて溜まりっぱなし。
しかしそんなものを物ともせずに早朝に起きて、朝一の新幹線で出発した!
だって今日からは旅行期間!いくぜ、いつものタイトルコール!
今日から俺は疲れを知らん!!」
まずは新大阪まで行き、そこから特急くろしおに乗換える。
実に4時間近くの移動時間を費やし、ようやく紀伊田辺駅に到着。
第一印象は地元と比べるとちょっと田舎っぽいって感じだったけど、そういうのどかなところがいいかもしれない。
ここから熊野本宮まではバスで行くしかなく、発車時間まで時間があるため近くにある闘鶏神社を参拝。

武蔵坊弁慶と関係あるらしく、立派な銅像がありました(紀伊田辺駅の近くにもあった)

神社のお手伝いさんだった御婆さんが自分の地元出身だったこともあり、仲良くなって談笑。
ちなみに神主さんは祭りに出てるとかで、複製の御朱印をいただいた。
「お気をつけて旅行してきてください」とお婆さん!
こうしてKazunはまたも旅先で祝福された。
お婆さん、いつまでもお元気で!


こうして紀伊田辺駅に戻るとちょうどバスがやってきた。
「これからバスに乗って約二時間か…熊野古道も見たいけど朝早かったし眠いな…」
( ̄¬ ̄)スースー Σ( ̄ロ ̄)ハッ! (´∀`*)マターリ!
こんな感じで起きると寝ると風景観賞を繰り返し、何度目か目覚めた時にそこは目的地!
降りようとすると無常にも発車してしまうバス…乗り過ごしてしまうKazun…。
結局次の停留所で降りてしばらく歩くことに…。
差額の運賃はよろしいとバスの運転手さん、貴方はAirに出てきたバス運転手さん(声・置鮎龍太郎)ですか?
そんなことを思いつつ、鳥の詩を歌いながら戻るKazun。
「きーえるひこーきぐもー♪ぼくたちはみおくーった!www」
こうしてやっとのことで熊野本宮大社に到着!

長い階段を上がり、中の本殿には四つの社。

ここには四つの神様が祀られているらしい。
それぞれ拝んだ後、外でお守りを買ったり御朱印を貰ったり(御神茶なんてのを売っているのもすげぇ!)
参拝後は帰りのバスが来るまで暇だったので日本一大きい鳥居を撮影しました!

実家の出雲には出雲大社に行くまでにでかい鳥居があるんだけど、これよりもはるかにでかい!すごい!
やはり熊野本宮大社世界遺産にふさわしく、大きく凄かった!
次は何時になるかは分からないけど、また行きたいところである。


和歌山駅まで戻り、予約したビジネスホテルへ。
今回泊まるところは安いけど、ちょっとオンボロな宿でしたな…。
まぁオヤジさんが面白い人だったからいいんだけどw。
すでに着る物は大量の汗で壊滅状態にあり洗濯物の相談をしたところ、期待していた宿のコインランドリーは家庭用で時間がかかるとのことだった!
夕飯ついでに散歩で外のコインランドリーを探してみたところ、洗濯・乾燥が一度に出来ても1200円もの大金がかかるとは!
結局宿のコインランドリー(500円)を使わせてもらうも、時間は2時間半+α!
しばらくゲームをやって時間を潰してオヤジさんのところに行ったけど、何でも「魔の6分」という残り6分から進まない状態があるらしく、まだ終わっていないとのことだった。
「仕方ない…明日も早いしもうそろそろ寝るか」
そして旅行の夜は更けてゆく、ちなみに服は翌朝になっても乾かなかったのであった…。