邪聖剣ネクロマンサー一人旅(ラスト近く〜クリア)

水晶玉が落ちているダンジョンに入るなり、歩き回ってみるといきなり落とし穴に落ちてしまった!
落ちた場所から少し歩くと宝箱があり、開けてみると水晶の玉が手に入った!
お目当てのものを手に入れ、飛行石でさっさと脱出…って、オイ!まだ十分も経ってねぇぞ!
作ったときにやる気が無かったのか、マップ自体は狭く単調な作りで敵にほとんどエンカウントせずにこのダンジョンは終わってしまいました…。
占い師に水晶玉を渡しに行くと彼は「おっ!?水晶の玉を持ってきたのか〜」と言います。
ちなみにもう一度話しても、彼は「おっ!?水晶の玉を〜」と言っていました。
パターンに入ったのか、何度も何度もそれを繰り返す占い師…そんな彼から得た情報だと…
・「探しているものは山中の泉のほとりにある」
・「西の洞窟の奥にネクロマンサーに関係する人が居るらしい」
「探し物って…特に探しているものなんて無いんだが…」と思いつつ、情報の場所を探しにマップを歩き回ります。
無駄に戦いレベルも上がり50を突破…(HPも四ケタ突破の大台に乗ってしまった!)
探し疲れて途方にくれていたところ、占い師のほこらの南にそれらしき場所が見付かり、辺りを調べてみると"レイドのせいはい"が手に入った!

ちなみに何で重要アイテムのクセにこんな近場で見回しただけで見付かるのかは気にしてはいけない(序盤では敵が奪っていくほどのものだったはずなのに…)
エギノスの書を読む限りでは"ネクロ復活には三つの聖杯が必要"との事だった。
これにより三つの聖杯が揃い、ネクロマンサー復活のフラグが立つ!
ついに最強武器を手にするときが来た!
いざ、ネクロマンサーに関係する人が居るらしい西の洞窟へ!


洞窟はこれまでになく深く広いうえ、出てくる敵も強力(ドラゴンなんてのも出てくる)
何処かに居る関係者に会えば最強武器は手に入る…とりあえず敵は無視して奥へと進んでいく。
そして最下層にはメイガスという老人がいた(我はゼ○ガー!メイガスの剣なり!(笑) )
彼に聖杯とエギノスの書全てを渡し、ついにネクロマンサーが復活!
さらに近くに隠し通路をたまたま見つけ、レジェルダー(武器)を手に入れた!
「レジェルダーも隠されてるから強力そうな武器だけど、さすがのネクロマンサーには敵うまい…」
しかし装備して戦ったところ、敵に与えるダメージが増えるどころか格段に低下…
ステータスを見ると攻撃力がレジェルダーよりも低いという驚愕の事実が判明!

某ゲーム機初期版以上の出来の悪さに、伝説ってレベルじゃねーぞ
もしかして最強の武器はネクロマンサーではなく、レジェルダーなのでしょうか?
ドラクエでは"はぐれメタル"や"メタルキング"シリーズと言った、伝説の武器・防具シリーズ以上の性能を持つ武器・防具が存在します。
しかしこのゲームは"ネクロマンサー"自体が最強と謳っているのでこれでは誇大広告もいいところだ!
コレじゃ邪聖剣ネクロマンサーというタイトルも改名せねばなるまい!(邪聖剣レジェルダー?)


興奮するも、メイガスの話に話を聞くとネクロマンサーは完全復活していないらしい。
そしてこのダンジョンもまだ続いていることも聞いた…この先に新たなネクロマンサーの関係者が居るのだろうか?
隠し通路をしばらく進むと小島に出る…すぐ先にはほこらが存在し、中には老人が居る。
賢者べルリオーズと名乗った彼いわく、ネクロマンサーは祝福して初めて新の力を引き出すらしい!
「邪聖剣は邪悪なる力と神の心が合さって、初めて力を引き出す!今その魂を注いでやろう!」
こうして一体何者なのか分からないべルリオーズにより髪の魂を注がれて、ネクロマンサーは完全に復活!

その威力は伝説のとおりに強力で、ザコは一撃で葬ることが出来る!
この調子で戦い続け、Kazunのレベルはガンガンと上昇を続け、62を迎えたところで上がらなくなった。
たまたま宿泊した宿屋のねーちゃんには次のレベルまでの経験値は0だと言われる。
どうやらこのレベルで"打ち止め"らしい、最高レベルが62とは何か中途半端な気が…(99までにしろよ)
こうして最強武器の入手とレベルのMAX化により向かうところ敵無しに!
いよいよ長かった旅もあとわずか!
あとは最終決戦の場を残すのみとなった!
無駄に長くかかったこのゲームもいよいよ終焉まで来ました!
「いよいよだな…さぁ行くぜ!」…と、思いましたがまだ攻略していない天空城というダンジョンが存在していたことが判明!(もちろんドラゴンの王はいない)
最強の防具もあるらしく、暇つぶしと強化を兼ねて、今回は先にそこを攻略しました。


ここでスターサファイヤを使用することによって、その天空城への道が開かれるらしい!

何で今更スターサファイア?(天候に左右されない妖精ではない)
何でこんな分かりにくい場所で&どういう原理で行けるんだ?
今更ながら前半の前半で手に入るアイテム使って、終盤のダンジョンに入れるとは…(今で言うEXダンジョンか?)
幸い道具もちの霊が未だに持っていたので、最初のダンジョンに帰ることなく無事乗り込みます!
ダンジョン内は狭いかわりに部屋が複数に入り組んでおり、先は行き止まりという罠が非常に多い。
さらにエンカウント率が異常に高く、逃げられない(永続エンカウント)敵も当然存在!
所詮は最強レベル+ネクロマンサー装備のカズソの敵ではないのですが、頻度や数が余りに多くて非常にウザイ!
中では"カップ(そのまんまカップ)"なんてのも登場しました!
しかも倒したら血が噴出すんだけど、無機物でなくて普通の生物だったのか?

経験値や金を稼いでもすでに今更なので、敵からは極力逃走を図りつつ、奥の宝箱まで辿り着く!
中には「ミゲルアーマー」「ミゲルシルド」が入っていた!
おそらく伝説とかの肩書きが付いてると思われる最強の鎧・盾を入手!(何故か兜は無い)
決して、天空の〜とは言ってはいけない
てか、こっちが先に発売しているのか…。


こうしてようやく本当に準備が整い、カズソは(名前たぶん)魔王の島に向かうことを決意した!
岬でバーンの杖を使うと海が二つに割れ、魔王の島への道が出来た!
モーゼの杖…いや、ここは桃太郎伝説の演出と言うべきか?(発売元同じハドソンだし)

こうして魔王の島に上陸すると、よりいっそうグロイ敵が出現するようになりました。
最後だけあって中々強く、敵に先制されてダメージを被弾すると後が面倒です。
オマケに毒の沼地まで敷き詰められているこの地形…何処かに神はいないのか?
そう思って進んでいくと、謎の池と見覚えのある姿が目に入りました。
女神エルネリアと名乗る彼女は中盤に登場したインチキ…いや、"さざなみのかね"をくれた女神の姉らしい。

体力を回復させてくれるのはうれしいけど…何でこんな危険区域に居るんだ?


体力の回復を済ませたら、ついにラスボスの洞窟へ乗り込んでみます。
最後らしく無駄に長い通路に加え、固定エンカウント(永続エンカウント)続出!
天空城とかのマップはクソやる気が無かったのに、さすがにここは最後だけあって頑張ったようだ。
しかしも各所にある宝箱にはつまらないものしか入ってない!(取っては無いけど、孔明の罠だな)
やるではないか製作者!
固定の敵は適当に倒し、普通の敵からは逃げ続けて、ある程度進むと大広間のような場所に出た!
この部屋だけ何かが違い、不気味な雰囲気が漂ってくる…。
その場所は魔王の部屋であり、そこには魔王の部下である四人のボスが居るのであった!
いよいよ最後の決戦が行われる時が来た!
ここでは進むごとに光に包まれ、ボスクラスの敵が出現してきます!
まずは先鋒のツァトゥグアが出現。

コイツは物理攻撃だけのパワータイプなので、回復しつつ戦う戦法に出る。
相手からの攻撃は最強装備であっても350程度のダメージ…(こちらのHP1150)
瀕死状態の時に下手すれば攻撃が来てと死ねるという恐怖にも立ち向かい、回復しつつネクロマンサーで攻撃をし続ける。
10ターンくらいの攻防戦が続き、終に相手に打ち勝った!
推定HP3000



回復して数歩進むと、次鋒ナイアラトテップが出現する!

別名ニャルラトホテプ。某ペルソナではラスボスですが、このゲームでは中ボス。
コイツは強力な魔法が主体。
一ターンに二連続魔法の合計ダメージは400程度、通常攻撃のダメージは200程度。
しかし「いかに強力な攻撃とはいえ当たらなければ意味が無い」のだ!
魔法攻撃の主人公の被弾率は大体60%くらい…しかもツァトゥグアよりもHPが少なかったので、攻略は楽だった。
まよけのみず(使用すると魔法反射)も一つも使わずに撃破!
推定HP2000



三番手は中堅・ハストゥール。

こいつも某ペルソナに登場してましたね。イアイア。
コイツもナイアラトテップと同じで魔法を多用してくる。
しかも使用してくるのはナイアラトテップよりも強力な魔法(二回連続ダメージ・合計で500程度)
二回食らえばHPの約半分が持っていかれる脅威の攻撃だったのですが、やはり「いかに強力な攻撃とはいえ当たらなければ意味が無い」
コイツは時々まよけのみずを使用して倒しました。
推定HP多分コイツも2000



奥に向かう細道の前には副将・ヨグソトースが出る!

コヤツは素早く連続攻撃や上で倒した奴らの魔法を使ってくるそうですが、魔法はおろか連続攻撃は来なかった…。
そして相手から受けるダメージは270程度。
素早いので相手に先制される可能性が高いが、そこは早め早めの回復で耐え忍ぶ。
10ターンくらい戦い続け、撃破!
上の奴らに比べれば、はるかに楽なボスだったな…コレで四番目とは(笑)
推定HP3000〜3500くらい?



この四体のボスは一度倒すとリセットするまで復活しません(アトラス・パズズ・ベリアルみたい)
そこを利用して一旦脱出して回復。再びここまで戻ってきました。
しばらく進むと急に道が狭くなっており、この先に進めば…最後の大ボスが待っているに違いない!
長かったこの旅で、いよいよやってきてたこの展開…。
一応鬼畜勇者という設定だけど、いつの間にか忘れられてる勇者カズソは最後の敵に打ち勝ち、世界に平和を取り戻すことが出来るのか?
狭まっている通路を少し先に進むと、カズソが勝手に先に進みだし部屋が明るくなます(最初から明るくしとけYO!)
カズソ「あ、足が勝手に…うぉまぶしっ!

響き渡るボスの笑い声…そして遂に出た!
ラスボス魔空王アザトース!!(突っ込んでおくけど愚かな者どもって言ってるけど、一人だし)

さすがにラストだけあって、コイツは今まで倒してきたヘタレボス四天王とは比較にならない攻撃を仕掛けてくる!
打撃攻撃では450程度のダメージを受け、魔法攻撃はやはり二回連続で合計ダメージは700以上!
相手のHPは4000程度らしい、与えるダメージが250〜300程度なので、15回攻撃できれば勝利か?
しかし敵の圧倒的な攻撃力と二連魔法に敵わず、敗退を続けたカズソ…。
計算して見たが、一番善戦したときでも2000程度しか与えられずに敗退している…。
さらにHPが400以下になったときに相手が先制して死というパターンも続出、先制取られなければ上手いこといけるのに…。


これからドツボにはまり続け、何度も敗北が続ました…。
しかし判明したことも幾つかあり…
・"必殺の一撃"(会心の一撃、もしくはクリティカルとも言う)で1500以上のダメージがあたる!
・魔法攻撃の被弾率は80%くらい。
そこで取った方法は「敵の物理・魔法攻撃でやられそうなときに回復する」「敵の物理攻撃でやられそうなときに回復する」に変更。
あとすっかり忘れていたが、主人公は敵の素早さを低下させる魔法・イーガスが使えることが判明!
これにより相手の素早さを下げて先制攻撃から開放され、さらにこちらの攻撃が連続攻撃になると一気に勝率も上がることだろう!
この戦法でも勝てなかった場合、残された方法は"仲間を使う"以外に無いため、まさに背水の陣のの始まりであった…。


こうして満を持して挑んだリターンマッチだったが、やはり一筋縄ではいかないもの…。
まず相手になかなか魔法が効かなく、効いても相手が先制を取ってくることがある!
結局ほぼ変わらない状況に再び敗北を繰り返し続けたが、こちらも幾つかの収穫もあった!
・敵の物理攻撃命中率・回避率が低下した?(魔法の命中率、威力も低下した?)
・イガースを四回かけると主人公が三回連続攻撃しだす
特に後者は1ターンで800以上のダメージが与えられることも判明したので、大きな収穫であった!
諦めずにに続けたところ、何度目のチャレンジかはもう数えてなかったのですが(というか最初から数えてなかった)、イガースが四回効いた!
さらに相手がほとんど魔法を使ってこらず、瀕死状態のピンチに陥ったがカズソが攻撃を上手い具合に回避!
「勝機は見えた、あと少しなんだ…頑張ってくれ!」
早めの回復に切り替えて、手堅く連続攻撃で相手のHPを削り続ける…!
そして、五回目の連続攻撃が決まったとき…ブシュー!!!(敵倒したときの効果音)

かっ…勝った!!ラスボス・魔空王アザトースを撃破したぞぉぉぉぉ!!!
長かった戦いも、これで終わった…。


アザトースを倒すといきなり最初の町に一気にワープします!
町ではすでに話が届いていたらしく、最初の城の前では兵士が整列してました。
中に入ると自動的にエンディングが始まります
すっかり忘れていた、この地獄旅の張本人であるギルムが登場し、こう言い出しました。
ギルム「願わくばその剣をたずさえて、この国を、治めてもらいたいのですが…」
人を地獄旅に出しておいて、あろうことかネクロマンサーと一緒に国を治めろとは、何てずうずうしいのでしょうか?
しかしカズソはこう答えた…。
「私は亡き王の志に打たれた、通りすがりの者…人々を支配する欲望はありません」
「この剣がある限り人々の欲望を生み、争いは絶えないでしょう。この剣を地の底深く埋めてください」
「そして…さらばです!魔理沙(ライム)、妖夢(ロミナ)。君たちのことは忘れんぞ」

カズソは国を去り、再び旅に出る。
そしてカズソは思った…。
宝も名誉も要らない…、ただ―――人々の喜びの声のために戦ったのだと。
こうして光と闇の戦いは終わり、地上に平和が戻った…。
"THE END"…?


この後スタッフロールが流れますが、この程度では終わらないのがこのゲームの最後の特徴です!
スタッフロールが終わるとオープニングで出てきた巨大な顔がいきなり登場します
この顔、"神を弄んだネクロマンサーを貴方は上手く扱えますか?"とか"人の心に黒い欲望があるから争いは絶える事が無い"とか言い続けます。
そして最後にはこのセリフ…「ほら、何か音が聞こえますよ。土を掘り返すような音が…」
ザックザックザック…(土を掘り返すような音が、段々と音が大きくなってきる)
本当に、"THE END"