低予算旅行6 〜ラストリモート・Part1(奈良/信貴山編)

「しまった!寝坊したか!」
昨夜寝たのはやっぱり遅い時間…睡眠時間は一時間程度だ!
この辺学習能力のないKazun、やはりやってしまったか…!
しかしこのくらいは想定の範囲内、慌てず騒がずネットで時刻検索。
まだ起きた時間が早いのが不幸中の幸いだったか?
どうにも誰かさんの加護があったみたいだね。
でもうかうかしてられないので出発だ〜!


まずは新幹線で新大阪まで行った後は列車を乗り換え乗り換え、奈良の信貴山を目指す。
途中でJRから近鉄電車に乗り換え。
しかし発車番線が分からず、オマケに逆方向に行ってしまういう間抜けっぷりを披露…。
今度は慌てず番線を確認し、ようやく着いた山のふもと高安山駅にてケーブルカーの乗り換え時間が30分くらいあった。
まぁ仕方が無い、待つとするか…。
ここでたまたま入ったトイレが汲み取り式でスゴイ臭いが…(食事中の方、ごめんなさい!)
そんなこんなでようやく時間も来て、無事発進するケーブルカー。
さらにバスに乗り換え、こうしてようやく目的の地へと到着した!
信貴山朝護孫子寺である!



歩きながら寺院内を探索すると予想通り痛絵馬があったよ…。
この旅始まっていきなりこれかよ!

大体の予想はついてたが、どこに行ってもあるんだねぇ。
本当に嫌な時代になったものだぜ…。
その後は空鉢護法堂を目指し、400メートル山の上を駆け上がる。

頂上からの見晴らしは絶景!

ここにも痛絵馬があったが、それを忘れられるくらいの気分だった(以下、サラシ)

この景色から叫ぶこと何ホーン?
「貴方がここまで私を連れてきた…この気持ち、まさしく愛だー!!」


どこかグ○ハム・エー○ーっぽくなって山から下りてからは本堂と宝物館へ。

宝物館ではお寺に関するものが展示してあり、そこの目玉は高僧・命蓮のストーリーが物語れていた巻物だった。
一部から三部まであり、三部では命蓮のお姉さんが会いに行くというもので、この辺は聖輦船や白蓮のストーリーを知っていると泣ける…。
でも例え元ネタ・設定のみとは言え、その道の人には有名過ぎるゲームで同じ名前で登場
あまつさえ18禁同人誌で姉と絡みのネタにまでも使われている命蓮は、今の世をどう思っているんだろうな…。
ついでに自分の寺院に痛絵馬が増殖しつつあることも…(余談だが、痛絵馬を監視してたら「何か探してるの?」と寺の人に声かけられました)

本堂では真っ暗闇の地下道を歩く修練に挑戦。
道中で仏様の像、そして仏様が保存されている蔵の扉の錠前があると言う。
仏様の像の前ではおばあちゃんの冥福を祈り、錠前では革命の事を一心に祈る。
「神にも仏にも祈ったが、この計画を実現するのはあくまで自分…やったるぜ!」


最後は命蓮の墓・命蓮塚を参る。

実在の人物・高僧命蓮、そしてお姉さんもここで眠っていると聞く。
墓前で手を合わせて祈り、今日の出会いに感謝する。
こうして信貴山朝護孫子寺を後にした。

多発したトラブルも何のその!東方星蓮船舞台巡り、一番行きたかったところの訪問は無事に完了した。
帰りのBGMは「感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind」!
バスにて物思いにふけりながら、後の景色を眺めるKazunであった。
さようなら…命蓮、そしてそのお姉さん。
いっつも神社ばかり行ってるけど、たまにはお寺ってのもいいものだな。
まさに最後まで「南無三!」


「会いたかったぞ…会いたかったぞ!住吉大社!」
信貴山朝護孫子寺の東方舞台巡りが終了したあと、俺はここに来ていた。
以前の低予算旅行にて参拝失敗したと言う、珍しい神社でもある。
「前回来たときは18時までだったはず…時刻はまだ17時!行くかな!」
しかしここで終了時間が17時までと判明する…。
前回のは延長営業だったのか、自分が間違っていたのか…。
理由はどうあれ、またも門前払いとはな…ここの神様には嫌われているのか?
でもこうなってしまっては仕方ない、明日もまだ日はあるわけだ。
気を取り直して次へ移動する。


こうして大阪の夜は更けていく。
次に挑むは激辛料理・ギロチンチャーハン(ゴッド)だぜ!
Kazunはギロチンチャーハンに勝てるのか?
次回に続く!