今日の非番 〜折れた翼・砕けた心

今日の非番の出来事です。
まずは昨日の業務日誌からです。
この日の券売機業務は楽な一日だった。
呼び出しもなし、やるべき仕事もすぐ終わる、チームメイトも優秀。
しかも今日の分のノルマは記録的に早く終わったのだった、さぁ時間もたっぷりでいつもの作業をやるかな!


前回の連休で次の誕生日までに何とかこの作業を完遂させると決めたKazun。
一心新たに取り組んだのだが、それでも成果は前と変わらずにさっぱりだった…。
それどころか途中からは無駄に焦ってしまい、おまけに前回からの五月病効果も相まってか、あろう事か一瞬諦めそうになったKazun…!
「こんなことしても何も変わらない…?成功なんてするかどうかは…」
まぁ今の仕事もそうだが、この作業自体もそこまで面白いものじゃないからね…しかも最近さっぱり上手くいってないし。
そんなこんなで進まない作業に翻弄されて、一気に憂鬱と焦燥感を持つことになる…。
「どうしたことだ?お前の武器は不屈の心だろう?どうしてだ!どうしてなんだ…Kazun!」
何故今更になって迷う?諦めようとする!
あの宣誓は…あの想いは…あの夢は…何だったんだ?
「ああ、スカーレット…俺は…僕は…私は…!」
思えばこの計画を立ち上げたときは自由の翼を手に入れたような感じだったが…しかし今は…折れた、翼か…。
その後仕事をしつつも革命の事を考えるKazunだった。
この日はとんでもない馬鹿が登場するのだが、もうそんなことはどうでもよかった。
お前を首にするとか言っていたな、どこかの三流野郎にそっくりだぜw。
翌朝は些細なことで注意されたが、(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイなKazun。
俺はこんなことに構っている暇はないんだ!
「やらなきゃ…やらなきゃ…逃げちゃダメだ!」
こうして何処かシンジ君になりつつ、今回の仕事は終わった。


家に帰ってからは休む暇も無くまず病院へ。
今日は実家から荷物が送ってくる、それまでに色々とやっておかねばならない!
先日から何故か花粉症が再発しているのでここ数日辛かった。
耳鼻科も満員、すごいことになってるな…最近は花粉症も多いのか?
通院後は思いつきで、昔よく行っていたケーキ屋に行くことにする。
その昔のニート・バイト時代には何度もここに助けられたし、唯一の癒しの場だった。
最近仕事が本格的に忙しくなって行く機会が一気に減ったけど、店の人は自分のことを覚えてくれてるからね。
そんなわけで久々に行ってみたが、ここは昔と変わらず笑顔で出迎えてくれて、サービスもしてもらい、また着てねと店の外まで見送られる。
ケーキも上手いし、こうやって笑顔で出迎えてくれる、何より変わらないものがそこにある。
「変わらない、変わらないか…そうだな」落ち着きを取り戻し、何かを手に入れたKazunだった。
最後に家に戻ると実家から送られてきた荷物を受け取り、いつの間にか意識がなくなっていたKazunでした。
まぁここ数日色々とあって疲れたからね。
明日もケーキを食べながら、仕事も革命のことも忘れて一休みすることにしよう。