Kazunの積みゲー戦記・特別編2「大帝国感想」

アリスソフト、大シリーズ第三弾の作品です。
攻略時間は100時間程度、日本化ルート・帝エンディングでクリアしました。
以下、評価点と問題点で感想。


<評価点>
やはりアリスの戦略ゲームだけあって中毒性は健在!
気づけば時間がかなり過ぎていたと言うのが度々ありました(俗に言う時間泥棒)
またいくつもの特徴のある艦船を配備し敵に挑むので、前シリーズと比べると戦略性がかなり増しております。
「この戦闘にはどうやって編成したら勝てるのか…」そういった新たな楽しみも出てきましたね。
そして一度クリアすれば提督を作成出来るなど、新たな試みも搭載されています(要最新パッチ)
最初から凄い能力の提督で無双、嫌いな奴の名前を入れて盾役にするなど、今だかつて無かった自由な楽しみもあり!
登場するキャラも個性的で、カッコいい!・燃える!・バカwww・可愛い・ムカつく!など、大シリーズおなじみの多種多様の魅力があふれています。
特にドクツは最高の人材揃い!レーティア・デーニッツロンメル、マジいいよ!
最後にOPも久々のアニメで魅せてくれましたね!
まぁちょっと作画が気になりましたが…でもカッコいい!
こういうのまたやってくれ!OPが苦手なアリスとか言わせるなよ!


ここまでは評価点、以下問題点です。


<気になった問題点>
攻略日記でも書きましたが、ガメリカ・エイリス・ソビエトのどれか一国を滅ぼしたとき、他の勢力をある程度攻めてないと吸収イベントが発生します。
こういう仕様は必要あったのでしょうか?(戦国ランスでも100ターンくらい経つと敵軍を追い詰めたというのがありましたが、そういった救済処置系ですか?)
また膨大な量のイベントがあるなか、この処理は1ターンに1つしか選べません。
序盤で戦局も苦しく窮屈ななか、キャラの強化イベントをなかなか選べなかったという人も多いのでは?
キャラのイベントには戦闘に参加・勝利・部隊壊滅をしなければ次が発生しないものもあり、敵勢力が居なくなってから消化し始めた私は進められないものもあって泣きを見ました…。
またエンディング・仲間参戦に関わる重要イベントは早めに潰しておかないと、そのうち消失するものが多かったりします。
一度イベントをこなすと二週目以降から強い状態になっている、アリス直伝のキャラクリも無くなったのが痛いですね。
最新パッチで追加されたユーザー提督・魚引継ぎを除けば、二週目の特典もあまり嬉しくないものが多いです。


<総評>
今回は評価が結構割れてしまったみたいですが、自分としてはなかなか楽しめる作品でした。
ただしこの調子で二週目をやると言うのは…。
気になるエンディングやほとんど戦わなかったソビエトなど、要素はまだ残っていますがあまり気が進まないのも本音です…。
また悪司・番長と比べると、帝国は大シリーズでどうしても最下位になってしまいます(他のが良すぎるというのもありますが)
ですが評価点でも書いたように多くの楽しみもあり、はまったのも事実。
決して悪いゲームではありませんでした。
書くとするならば、大シリーズにはなりそこねたアリスゲーというのもでしょうか?


<お気に入りキャラ>
ロンメル、柴神様、朽木・イザベラ