Kazunの積みゲー戦記・特別編「White感想」

ねこねこソフト、活動再開後の第2作となる作品です
攻略時間は20時間程度、全CG解放・全ルートクリア済みでの終了でした。


以下、各ルートの感想(攻略順)
※時間もかなり経ってしまったので駆け足でお送りします


<ブリジットルート>
よく言えば(かなり贔屓なレベルになりますけど…)きれいに締まっていた、悪く言えば単純な感じでした。
クリアして「あれ?これ終わりなの?」と思うくらいアッサリとしてたのが印象と言うか何というか…。
自分だけの王子様を見つけると言うテーマは良かったと思いますが、一応彼女はメインヒロインの一人…。
もうちょっと目立たせても良かっただろうに…。


<ほたるルート>
何かと槍玉に挙がるルートですな…。
一応私は妹属性ではないのですが、これは…擁護できません(汗)
話の内容的には、先ず最初に主人公(サイガ)が突如サブキャラ(レン)と交代をするわけです。
その後は「ヒロインたちと合宿に行く→レン男だとばれる(普段は女装してる)→突如妹と相思相愛になってH」と言う感じに…。
それからはサイガとカナン(後述のヒロイン・姉キャラ)がやってきてレン逃げまくりと最早失笑モノに…。
妹とケンカするもその度にHして仲直り、ラストもHシーンで締めるのでありました…めでたし、めでたし。
やたらとエロシーンに気合が入っていましたね…。
まぁこういうゲームでは、気合を入れる場所が間違っていますがw。


<カナンルート>
一番好きなルートです!
安定の海富さんルート、今回も泣かせてくれました!
プレゼントに贈った時計や結んだリボンが伏線…いい感じでしたね。
アフターストーリーと10年後アフターで二週しないといけないのですが、気にならないくらい良かったです。
海富さんにはこれからも頑張って欲しいですね!


<クレアルート>
過去編です。
クレアがとにかく可愛い!
シナリオはしっかりしており悪くはない感じでした(ただ時間経っててあんまり思い出せない…)


<マリカルート>
片岡とも氏執筆のルート。
他のルートと比べるとやはり安定していますが、一部設定の甘さが残ってちょっと不可解な感じも残りました…。
ですがやはり片岡さん、ナルキッソス風で命と言うものとテーマの無垢を扱ったシナリオには感動しました。
いやぁ…切ないのはいつものことか?


<White>
ラストルートです。
結末はハッピーエンド(地震のためにラストは明るくしたとのスタッフコメントもありました)
こういったチャレンジには評価したいところですが、反面話が単純に終わって残念だったとも思えました。
改変する前はどんな感じだったのか、片岡さんの考えていたものを知りたかったなぁ…。
その辺りが本当に残念…(やはりナルキみたいに逃れられない運命なのでしょうか?)


<おまけ>
一度クリアするとおまけルートが解放されます。
またそこでサブキャラのミサルートも出現します。
感想は…エロ重視なのでまぁ割合しますが…。




<総評>
発売前の発表でシリアス、またロリ・おしっことねこねこではあまり見ないテーマだったのが気になっていましたが、前作「そらいろ」がかなり良かったので期待していました。
しかし蓋を開ければ少し考え込むような内容…。
まぁ複数ライターだったのが失敗、足を引っ張った感が大きいです(あと地震と言う時期も悪かったですね、自然災害には敵わないですけど)
プロローグのバカっぷりや用を足している様子を見に行ってバッドエンドなど、かなり笑わせてもらいましたね。
この辺の惹きつけやカナン・マリカルートの事を考えると、本当に勿体無い作品でもあったと思います。
次回は片岡・海富の鉄板コンビで、過ちの無いように頑張っていただきたいと思います。
最後になりましたが、俺はいつでもねこねこさんを応援しています!(信者とも罵られても構わん!)
なので次回の新作も期待しておりますし、多分買うと思います。
頑張れねこねこ!この程度のことでへこたれんなよ!