業務日誌 〜病院の治療費が1万4500円…

業務日誌、今日は早朝販売所の一日でした。
まだ薄暗い朝6時くらいに起床し、仕事の準備をする。
俺は一体何をやっているんだ…苦労する割には報われもしない努力を続けていると分かっている。
今はただ少しのお金を貰うために働いている、何とも滑稽な話しか思えない…。
こんな感じで朝から相変らずの超ローテンションで今日も出勤するのであった。
しかも今回は病み上がりと来たもんだ…こんなんだから病気になるわけだよ…。


仕事は朝がいきなり忙しく、やる気のないまま対応。
午後からは少しは暇になり、やる気も回復して少しまともな対応。
それからは無駄にヒマが続き、無駄に暇を持て余しては過ごす。
ああ勿体無い…こんな時間に勉強が出来たら…。
そんなことを思いつつ、時間が過ぎていく。
ちなみに今日会う仲間たちは先日の病気騒ぎのことで心配してくれる人たちもいた。
まぁたまに病気になると皆優しいんだからなぁ〜、全くよ〜!(とりあえずツンデレっぽいことでも書いておく)
後半からはいよいよやる事もさっぱりなくなってしまい、帰りたくなってくる。
ああそうだ、旅行のスケジュールでも作ろうか!
そんな名案を思いつき、ちょっと有意義に過ぎていくのでもあった。


あとは今日は他にこんなことが。
何でも支社のサービス調査があったらしく、自分たちのサービス度を調べられたらしい。
そしてみんなの中でも俺の点数が良くなかったらしく、色々と言われる始末であった。
みんなの平均点が下がるとか、やってもいなかったことをやるなとかね…。
まぁ自分自身落ち込むわけでもなく「だからそれが何って?」って感じでいたけどね。
こんなことに付き合っていられるか!俺は俺の考える野望の為、自由に生きる!
しかしよく考えてみると、これもいけ好かねぇ話だぜ。
朝早くから出て、沢山とまでいかなくとも少しだけでも頑張って、安い給料でも我慢して、こんなにも苦労して…それでも報われないことって本当にあるんだな。
しかもこんなデータでしかモノを言えないことに否定されるんだから。
大体こんなサービス調査でAランクとか良い点取って何になるんだ?
俺らに何かあるのか?仕事が楽になるのか?給料でも上がるのか?お客さんの得にでもなるのか?
所詮は格好だけを気にする、単なる自己満足なんだろ?いい点取れたら上が満足してそれだけなんだろう!
くだらない…くだらな過ぎるよ、何でこんなにも馬鹿馬鹿しいのか…。
Kazunは一人怒っていた…。


まぁ普通の人だったら、この経験をバネにするとかで諦めずに頑張っていくんだろう。
しかしKazunはそんなことはしない。
異端児なんだから、非常識なんだから、リベンジャーなんだから…。
革命だ!宴だ!戦争だ!そのための燃料にして、発散してやるんだ!
何を躊躇していたんだ…馬鹿がいれば潰せばいい、何だろうが関係ないんだ!
今の自分が狂乱だろうが何だろうが、やってやるしかないんだ!
この道にはゴールも何も無いかもしれない…。
だったら別の道を走って、新たなゴールを目指すまでだ!
安心しろ、自分…このKazunは本気を出すと強いんだから…。